耐震コマ工法
E.Q.PROOF 耐震マイ独楽工法
地震による液状化にも優れた効果
地震国日本。いつ襲ってくるかわからない不安定な地盤の上に、私達は生活しています。
1964年の新潟地震では、大規模な液状化が起こり、大きな被害が出ました。その後の研究で、
液状化対策に有効な工法が数多く開発されましたが、いずれも高価で、個人住宅などの小規模工事には向いていませんでした。
1987年12月に発生した千葉県東方沖地震。
このときは地震による液状化がかなり広範囲にわたって発生した事で大きき報道されましたが、
液状化が見られた地域内で、トップベース工法を施した住宅と施さなかった住宅を比較したところ、
施した住宅は、ほとんど被害を受けていないことがわかりました。
これを立証するため、東京大学地震研究所で各種の実験を行った結果、
「トップベース工法の基礎は、比較的軽量の構造物の液状化対策として非常に有効である」という結果が発表されたのです。
耐震コマ工法としてのトップベース工法は次のような場合に効果的です。
●構造物荷重が地盤の許容支持力をそれほど大きく越えないが、偏心荷重であり、沈下や変位を抑制したい場合。
●液状化の発生が心配な地番の基礎で、液状化を防ぐとともに基礎の補強を図りたい場合。