効果
トップベース工法のメカニズム
トップベース工法は、コマ型ブロック本体の特殊な形状とその間詰砕石が応力集中を防ぎ、荷重を分散するため、軸脚部と地盤の間に摩擦抵抗が働き、軸脚部周辺地盤の側方変形を拘束し、支持力も向上、沈下抑制に効力を発揮します。
確実な工事の実施のために一般適用基準を設けています。
トップベース工法の学術的な理論解明は、京都大学の研究機関で、7年余にわたって実験が繰り返されました。そして平成2年に、財団法人土木研究センターによって2年余の調査・研究の結果、「トップベース工法設計施工マニュアル(コマ型コンクリートブロック基礎工法)」が発刊され、設計にあたっての一般的適用基準が設けられました。注1)*印の場合、または表(2)で作用荷重が10tf/uを越える場合には、別途詳細な検討が必要です。
注2)極端な偏荷重が作用する場合、あるいは大きな沈下の発生が予想される場合には、別途詳細な検討が必要です。検討に関しては「地盤改良工法便覧(日本材料学会土質安定材料委員会編)」を参照して下さい。